2024.03.05

マナーの重要性

今回は、定着の樹と専門家の特別コラボ企画として、マナー講師の加藤雅子先生から「マナーの重要性」について書いていただきました。

 

皆さん、ご自分のマナー力に自信はありますか。 
普段から意識しているマナーはありますか。

「マナー力をアップさせましょう!」、「マナーを習得しましょう!」、等とよく言いますが、なぜ、マナーが大事なのでしょうか。 
ここでマナーの重要性を再度確認しておきましょう。 

 

マナーの根源は、「相手を尊重し、心地よくさせるためのもの」であり、「自分が相手に対し、不快のタネにならないために自分自身を律すること」です。 
つまり、常に相手目線で相手を温かい心で思いやることが求められます。 
互いを思いやることが出来れば、良好な関係性を構築し、信頼・安心が生まれ、好循環のサイクルを作れます。

社会生活においては、職場の仲間、お取引様、患者様等、多種多様な人たちと接するため、基本のマナーを心得、お互いが気持ちよく過ごせる空間を作ることが必要です。

特に患者様は、不安・悩みを抱えている方が多いです。マナー力を上げ、患者様を思いやる心を言葉と行動で表現し、安心感を与えられるように心掛けましょう。

 

また、マナーを習得すると、上述した通り、良い関係性が生まれるため、コミュニケーションも取りやすくなります。
自分の気持ちや思いを素直に伝えられるようにもなります。結果、相互理解が進み、仕事の効率が上がり、時短にも繋がっていきます。
仕事の充実感も得られ、楽しく、前向きの姿勢で仕事に臨むことが出来るようになります。

職場の仲間のモチベーションが高い状態になれば、組織全体の熱量が上がります。
活性化した職場では、思考力が高まり、いいアイディアがどんどん生み出され、行動へと移り、よい結果が生み出されます。
仕事に自信とやりがいを持って取り組むことが出来るようになり、定着にも繋がり、いいことずくめです。

マナーは、当たり前のことばかりかも知れませんが、分かっていても実践しなければ、意味がありません。
バカにしないできちんと実践し、良い環境を自ら整えていきましょう。