2026年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年を振り返ると、採用支援・定着支援の現場に数多く携わる一年でした。
業種や職種を問わず、数十件のコンサルティングに関わる中で、ある共通点が浮かび上がってきました。
それは、「人はなぜ会社を辞めるのか」という問いに対する、年代ごとの傾向です。
年代によって異なる「退職理由」と「続けたい本音」
もちろん一概には言い切れませんが、50代以降の退職理由として多く聞かれるのは、「気力・体力が続かない」という声です。
ただしこれは裏を返せば、気力と体力が続く限りは働き続けたいというニーズの表れでもあります。
一方、30代後半から40代では、収入や労働条件が人生設計・家庭設計と合わなくなったことを理由に、退職を選択するケースが目立ちます。
安心して働き続けられる環境があれば、仕事を続けたい──その本音が、ここにはあります。
若年層が重視する「自己実現」とは
そして、最も課題になりやすいのが35歳以下の若年層の離職です。
理由として挙げられる「自己実現」は、必ずしも成長やキャリアアップだけを意味するものではありません。
自分の時間を確保すること、休みを大切にすることも含めた、より広い意味での自己実現です。
自分が描く将来像を、会社が応援してくれるかどうか。
その視点で職場を見ている若手は、想像以上に多いように感じます。
より強い組織をつくるために
働き方に対する考え方は、世代によって少しずつ形を変えています。
しかし逆に言えば、こうした年代ごとの視点を踏まえて仕事や役割をデザインできれば、定着と戦力化を両立し、より強い組織をつくることも可能です。
人は決して単純ではなく、万能な施策も存在しません。
それでも、数年先、さらには長期的なビジョンを見据えながら、現場に求められる支援を続けていくことには大きな意味があります。
新しい情報を学び、現場で活かし、皆さまと共有する。
そんな一年にしていきたいと考えています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
どの世代も安心して働ける環境にしていくために

人が仕事を続ける理由は、年代や置かれた状況によって大きく異なります。
条件や制度だけでは測れない、「続けたい」という気持ちの背景にこそ、定着のヒントがあります。
大切なのは、
その人のライフステージや価値観に合った働き方が用意されているか、
そして、長く力を発揮し続けられる環境が整っているかどうかではないでしょうか。
定着の樹では、
採用して終わりではなく、「働き続けられる」「力を発揮し続けられる」ことに目を向け、
採用・定着・育成を一体で捉えた職場づくりのヒントを発信しています。
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